面白くてよくわかる!アドラー心理学を読んだ感想・読書メモ

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面白くてよくわかる!アドラー心理学を読んだ感想・読書メモ

心理学には興味があったのですが、本格的な書籍は読んだ事がありませんでした。

 

それというのも、学という言葉が付いていますから、難しいだろうなというイメージがあったからです。

 

 

そうした事はありましたが、このアドラー心理学は、ほぼ半分がイラストでタイトルにもわかりやすいと書いていましたから、入口としては良いのかなと思い読んでみる事にしました。

 

 

 

 

 

アドラー心理学というと、名前だけは耳にした事があったのですが、心理学と一言で言ってもフロイト派など様々な流派がある様です。

 

 

本書では、その考え方の違いが細かく書かれていますが、本書はあくまでもアドラー派の入門書という位置づけで書かれたものだそうです。

 

 

 

私はまるっきり心理学は初心者ですから、何派という事も全くわかりませんから、とりあえず心理学のひとつの読み物というニュアンスで読んでみました。

 

 

 

 

 

この本は、左半分がイラストで、右のページが上下に分かれた文章となっていますが、はじめはこの独特の構成がとても読みづらく、読み進めるのに苦労しました。

 

 

また、第一章はアドラー氏の紹介なのですが、この部分は心理学という感じではありませんから、なかなか興味が持てず、読むのを辞めてしまおうかなとも思いましたが、第二章の心理学に入ってからは面白くなり、そこからは集中して読む事が出来ました。

 

 

半分はイラストなのですから、勢いに乗ればあっと言う間に読み上げる事が出来ます。

 

 

 

 

 

本書の気になった部分をピックアップ

 

例により、気になった部分をピックアップして行きたいと思います。

 

 

 

【目的論】本当の目的は、意識されていない事も

 

人はみな目的に向かって行動しているわけですが、その目的を認識していない事があります。

 

というより、自分の行動に目的があるなどと思わずに生きている人が大半なのです。

 

たいていの場合、その目的は無意識的なものだからです。

 

 

例えば喧嘩が絶えない夫婦の妻が、「夫が少しも家庭をかえりみないから言い争いになるんだ」と考えたとします。

 

けれど、夫になぜ家庭をかえりみずに仕事ばかりしているかを問うと「家で妻がしょちゅう小言をいうから」と返って来ます。

 

このような場合、実は妻は自分で意識せずに「夫を自分の思い通りにしたい」と思っており、その目的を果たすために夫を縛り付ける言動を繰り返しているという事がしばしばあります。

 

妻に気持ちを聞けば「夫が冷たいから腹が立って小言を言ったのだ」というかもしれません。

 

けれど、そのような時、往々にして目的に合わせた行動が先にあり、後から感情が生まれている事もあります。

 

 

こういう時、自分の行動の目的に気づき、それを正しく設定し直せば、現状も変える事が出来ます。

 

 

「夫を自分のいいように支配したい」「束縛したい」「もっと自分に関心をむけさせたい」という目的を、たとえば「夫と円満な関係になりたい」「夫が早く帰って来たくなる家庭にしたい」と設定し直せば、達成する為の行動も変わります。

 

 

そして帰宅した夫に「今日も遅かったじゃない」「毎日残業って、本当なの?」と浴びせていた叱責が「おかえりなさい」「今日もおつかれさま」と、優しいねぎらいに変わったなら、夫の言動にも変化が表れてくるわけです。

 

本書40ページより

 

 

 

 

こういう考え方は良い人間関係を構築する上ではかなり大切だなと思いました。

 

確かに、この夫婦の様なやり取りは多くの家庭で普通に行われているやり取りの様に思います。

 

 

状況を打開するために、相手を変えようとしてしまう訳ですが、そうやって操作される事は誰もがうっとおしく思う事ですから、そうではなく、自分が先に変わるべきです。

 

 

こうした事は様々な書籍で度々言われている事だったりします。

 

 

冷静さを失ってしまうと気が付けなくなってしまいますが、自分の目的をきちんと見定めて、望んだ結果が手に入れられる様に正しい行動を取るように意識して行きたい所です。

 

 

 

 

 

 

【対人関係論】対人関係は3つのタイプがある

 

アドラー心理学では、人生のあらゆる問題は、対人関係によってもたらされるとしています。
そして行動は、それを解決するために起こされています。

 

確かにたった一人で生きるなら、私たちが抱える問題は消滅するはずです。

 

 

何をしたいのか、何が欲しいのか、どんな状態でいたいのか、どんな自分になりたいのか、そうした悩みや欲求は、他者の存在を意識するから生まれるのです。

 

 

 

ところで私たちが経験する対人関係には、次のような3つのパターンがあります。

 

@師匠と弟子の関係…師匠が絶対的な権力を持ち支配する。

 

弟子は人格、考え方全てにおいて全面的に師匠に降伏する関係。

 

 

A教師と生徒の関係…知識など、部分的に教師が上の立場であり、生徒はそれを教わる。考え方や人格までは支配されない。

 

B友達の関係…@、Aの様な縦関係ではなく、ネットワークの様に広がる横の関係。

 

上が一方的に授けたり、下のものが何かを捨てたりすることはないフレンドリーな関係。

 

 

アドラー心理学ではこのうち、Bのフレンドリーな関係を望ましいものとしています。

 

たとえ学校の教師と生徒、職場の上司と部下、親子など「教える側と教えられる側」という立場同士であろうと、対等な友人としての関係が望ましいのです。

 

 

そしてアドラーは「教える」という行為は一方的な指導ではなく、「相手がもともと持っているいい所を引き出すサポート」だと定義しています。

 

どんな状況であれ、一方が一方を指導したり、支配や操作する関係性は否定されるのです。

 

本書54ページより

 

 

 

この考え方はとても重要だと思います。

 

 

やはり人間それぞれ独立した意思を持つ一個体な訳ですから、他者から支配を受けたり操作される事が嬉しい訳はありません。

 

幾ら自分より少し早く生まれた教師や先輩だろうと、会社に自分より早く入った上司だろうと、人を支配して良い権利など本当はあって良いはずがありません。

 

仕事を覚えればいつしか対等になり、そのうち自分をも越えてしまうかもしれません。

 

そう考えると、教えるという事は相手がもともと持っているいい所を引き出すサポートに過ぎないという考え方はm正にその通りだと思います。

 

決して知識・経験が少しばかり多いからといって、自分が優れていると勘違いすべきではないと思います。

 

 

 

 

こうしたものは全て人間関係を壊してしまう原因となります。

 

 

本来は、どのような相手であっても、友人の様な対等な立場である方が人間関係は心地よいものとなるはずです。

 

 

 

アドラー心理学では、カウンセリング・セラピーにおいても、対等な友人関係を目指す様にしているという事の様ですが、こうした考え方は相手と良好な関係を築く上では欠かせない方法だと思います。

 

 

 

全ての問題は人間関係の摩擦から起きてしまうなら、その人間関係を全て等しい友人と位置づけてしまえば、全ての対人関係は上手く行くはずです。

 

 

ここには、周囲の人と上手くやっていく大いなるヒントが隠されていると感じます。

 

親子だって友達関係で良いと思います。

 

 

実際にそうやって上手く行っている家庭は沢山目にして来ました。

 

 

親だって未熟、子供だって未熟、一緒に対等に学んで協力して生きて行けば良いです。

 

 

私の子供だからと一流の大学に入れて思い通りの人生を歩ませるなど、勝手にレールを敷いて支配してしまったのでは、必ず反発が起きます。

 

 

これは完全に人権を無視している行為ですから、反発が生まれるのは必然です。

 

 

人はもっと自由であるべきです。

 

他人とは対等に接する様に心がけると、人間関係も上手く行くかもしれません。

 

 

 

 

【対人関係論】共同体感覚は、幸福感とも繋がる

 

法律で禁止されるような反社会的な行動だとしても、共同体にとっていいことであるならそれを優先するのが共同体感覚です。

 

 

(中略)

 

 

 

共同体感覚は、本来生まれつき誰にでも備わっているものだとアドラーは言います。

 

それがどれくらいしっかりと引き出されるかによって、その人の共同体感覚の度合いは変わって来ます。

 

しっかりと備わっている人は、誰かの役に立ちたい、世の中に貢献したいと考えます。

 

また友人や仲間に関心を寄せ、自分の家族を大切に思う意識が自然に働きます。

 

 

アドラーは、人が周囲と円滑な関係を結び幸せに生きていくためには、この共同体感覚の育成と、繰り返しの強化が重要だと教えています。

 

 

なぜなら、この感覚が未成熟だと自己中心的な存在となり、他者との関係がなかなか結べないからです。

 

本書60ページより

 

 

 

 

人にはなぜ優しくしないといけないのか?なぜ周囲と上手くやって行かなければならないのかという事は、誰もが一度は考えた事がある事なのかもしれませんが、それは、こうした事が全て自分の幸福感に繋がるからです。

 

 

こうした事も、全てこの共同体感覚で説明が付きます。

 

 

 

共同体感覚がなければ、自分が幸せになる為に人を蹴落としたり、盗みを働いたり、人を殺めてしまったりという悪い方向に行動してしまう事になりますが、そんな事をしても本当の幸せを実感する事は絶対に出来ません。

 

 

仮にそんな事が当たり前な世の中になってしまったら、同じく自分も人に襲われたり、奪われたり、命の危険を脅かされたりしてしまいますから、人間不信になって行く一方です。

 

 

そのようにならない為には、共同体感覚を養う必要があります。

 

 

共同体感覚があれば、自分の幸せを人に分け与えたり、世のため人の為に貢献する事ができる様になります。

 

 

 

また、こうした考え方も、自分の地位・名誉の為ではなく、真に社会貢献の為にやるようにしなければ最終的に上手く行かないともアドラーは言っています。

 

 

自分がすごくなる為だけに頑張っている場合は、結局自己中心的ですから、失敗した場合、誰かのせいにしてしまったりという風にひねくれたものの見方をしてしまいがちです。

 

 

そうなっては意味がありませんから、必ず共同体感覚を大切にする様にしましょう。

 

 

 

 

おわりに

 

心理学の本ですから、本書には沢山の学びがありました。

 

 

また、ここでは紹介しませんでしたが、アドラー心理学は、過去を振り返ってトラウマなどを乗り越えるというよりも、今現在から未来に渡って今後どうして行けば良い人生を送る事が出来るのかという考え方を重視していますから、取り組みやすく、短期間で問題を解決させる事が出来る心理学でもあります。

 

 

サブタイトルに、よりよく生きるための大人の教科書とありますが、この言葉はピッタリだと思います。

 

 

過去は変えられませんが、未来はこれから幾らでも変えて行く事が出来ます。

 

 

 

本書は、そういう勇気を与えてくれますから、対人関係で悩みを抱えている方は一度読んでみると良いと思います。

 

 

 

心理学の入門書としてもおすすめです。

 

 

 

 

 
  

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